高齢の両親に暮らしの工夫|食器棚を食品庫に

親との暮らし

数カ月ごとに、他県に住む両親の元へ、泊まりがけで片付けに行きます。

食器棚を整理する

実家のキッチンにある食器棚には、景品でもらったお皿や欠けたコップ、5つ組のそうめんの器に、最後の1枚になった小皿などがぎっしり詰まっています。

さらに、流し台の横にある水切りかごにも、洗って伏せたままのお皿やコップがいっぱいです。

ちなみに、我が家では、そうめんのつゆ鉢は2つ、大きなお皿はそれぞれ2枚ずつ、手の届く範囲にまとめています。家族が集まったときには、必要な食器を上の方から出してきます。

母に「欠けた食器は処分していい?」と聞くと、「捨てて〜」と了承してくれました。

まずは、欠けた食器を袋に入れます。次に、両親2人分の食器を選び、残りは納戸にしまうものと、食器棚の手が届きにくい場所に収納するものに分けました。

すると、食器棚の大部分が空きました。

食器棚を食品庫にしてみる

うーん、どうしよう。

考えながら、キョロキョロと周りを見渡しました。

そっか! ひとつ思いつきました。

「引き出しとか食器棚の下の方とかに、食品をしまい込むと、あることを忘れちゃうよね?」

「そうそう。またスーパーで買ってきたりして」

やっぱり、そうだ。

実家の食器棚は扉にガラスがはめ込まれていて、中がよく見えます。

そこで、いちばん取り出しやすい場所に食品をかごに入れて並べ、食品庫として使うことにしました。

1つ目のかごには、コーヒー、紅茶、緑茶パック、麦茶パックを入れます。

2つ目には、すぐに食べられる食品を。

3つ目には、カレールウのような調理に使う食品を入れました。

その上の段にはインスタントコーヒーや割り箸、さらに次の段には、そうめんやうどんなどの麺類をまとめました。

いちばん上には浅いかごを置き、余分な食品などをしまえるスペースも作りました。

母が使いやすいキッチンに

しばらくすると、母が買い物から帰ってきました。

キッチンのテーブルに買ってきたものを置きます。

「買ってきた物のうち、冷蔵・冷凍が必要なものや果物、パンなどを除けば、だいたい食器棚にしまえるわよ」

「そうなの? 食器棚に?」

母は、いそいそと食品を食器棚にしまい始めました。

「欠けた食器以外は、使う食器は全部ここにあるよ。他の食器も捨てずに、取り出しにくい場所に収納してあるからね」

母はキョロキョロしながら、あちこちの扉を開けて確認しています。

「本当だわ。使いやすくなってる。ありがとう」

そう言って、納得した様子でした。

次に行くときが楽しみ

今回の片付けは、主にキッチンを整理しようと、前もって作戦を練ってから実家に向かいました。

キッチンは、さまざまな種類のものがごちゃ混ぜになりやすい場所です。

そこで、物の数を減らし、見えやすい場所に、それぞれの居場所を作ってみました。

数カ月後、母がどんなふうに使いこなしているのかを見るのが楽しみです。

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