あら?
今度、他県の実家に泊まっている間に、偶然父の誕生日が挟まってるわ。
たまたま私の誕生日が挟まっていた時は、外食した帰りにコンビニに寄って、ちっちゃなケーキを買ってくれて、両親2人で「ハッピバースデートゥーユー」って歌ってくれたのは、すごく嬉しかった。
今度は私が父にサプライズしよう。
何にしようかな。
プレゼントか、難しいな。
母には551の肉まんの代わりに、手作り肉まんを作ってサプライズしたんだよね。
じゃあ、父にはヴィクトリアンサンドウィッチを焼いてサプライズしよう。
父への誕生日プレゼント
私はテレビ番組の「ブリティッシュベイクオフ」を見るのが大好きなんです。
見てると、私にも出来そうだな、って思ってしまいます。
今回は、30年以上お菓子作りをしていない私が、ヴィクトリアンサンドウィッチを作ることにしました。
失敗したら恥ずかしいので、家族には内緒です。
まずは、こんな私でも作れるケーキのレシピ本を探します。
料理ならスマホでレシピを探しておしまいですが、お菓子作りはまた別。
調理器具から揃えなければ、話になりません。
本は、成美堂出版の「いちばんわかりやすい はじめてのお菓子」にしました。
それでいいんです。初めてと言っても過言ではないので。
直径15cmの丸型(底取れタイプ)、これだけは買い足しました。ハンドミキサー、はかり、大きいボウル、ゴムベラ、泡立て器などはありました。
材料も、そんなに多くはありません。

食塩不使用バター、米油、キビ糖、塩、卵、薄力粉、ベーキングパウダー、牛乳。
いちごジャム、生クリーム、サワークリーム、粉糖。
本を見てると、なんだかもう作れた気分になってきました。
いけない、いけない。
まだ何も始まっていないのに。
前日にケーキを焼いておく
サプライズのため、実家でケーキを焼くわけにはいきません。
作戦を練り、前日に土台のケーキを焼いて冷蔵庫に入れておいて、翌日、実家でクリームをハンドミキサーで作って、ジャムとクリームを挟んで仕上げる予定としました。
材料と調理器具は、全て揃いました。
さぁ、ベーキング開始です。
レシピ通りに進めていきます。
なにせ、30年ぶりのお菓子作り。初心者も同然ですから。
クリーム状にしたバターに、生地の材料を少しずつ加えながら、ハンドミキサーで混ぜるところまでは完璧です。
混ぜ忘れたり、混ぜすぎたりすることもなく、順調です。
薄力粉とベーキングパウダー、牛乳を加えてゴムベラでなめらかになるまで混ぜたので、型に流し入れます。
レシピを確認して、ケーキ型を天板に乗せて、オーブンの下段に入れました。
170℃で45分。
後片付けをしながら待ちます。
45分後、オーブンの扉を開けると、いい匂いがしてきました。

焼け具合はレシピ本と同じくらい。
型から外し、冷ましてからラップで包み、冷蔵庫に入れたら、今日はここまでです。
サプライズ当日
サプライズ当日です。
両親には内緒にして、
「ちょっとしたものを作ろうかな」と言いながら、早速作業開始です。
中に挟むクリームを作ります。
「生クリームとサワークリームをハンドミキサーで8分立て」
ん?
8分立てって、どんな固さなのかな。
うーん、今くらいのような気がしてきたから、良しとしよう。
何が始まったのか、さっぱりわからない両親は、庭に出たりして、キッチンからいなくなりました。
今のうちだ!
昨日焼いたケーキを横半分に切って、いちごジャムとクリームを重ねて塗ります。
上の生地を重ねて、粉糖をふったら完成です。
父の誕生日をサプライズでお祝い
実家の父は、びっくりしながら、ニコニコして、
「自分でケーキを焼いたの?すごいね。」
と言いながら、はいチーズ。

母と2人で、「ハッピバースデートゥーユー」を歌ってお祝いしました。
「美味しいよ。生地も美味しいし、クリームとジャムの組み合わせがいいね」
と喜んでくれました。母も、
「ケーキを焼くなんて、若いっていいわね。サプライズをありがとう」
と言ってくれました。
突然思いついた、父への誕生日ケーキ。
おしゃべりしながら食べたケーキは、我ながら格別な味でした。


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